CSGOサーバーが起動しないときに考えられる原因[Windows/Linux]

CSGOサーバーが上手く動かないのは,正直なところ原因が無限に存在します.今回は私が遭遇した症状で,日本語の文献が見つからず解決まで時間を要した事例を紹介します.

一応Windowsで建ててる場合の話ですが,今回の事例ではLinuxでも起こりえます.また当方はSRCDS server managerを使用しています.

 

・既に別のサーバーで使用しているログイントークンを使っている

症状:サーバー単独では動作するが2つ以上建てると重複しているサーバーとクラッシュ→リスタートを繰り返す

解決方法:トークンは1鯖につき1つですので新たに発行しましょう.

 

・ログイントークンが期限切れあるいは無効

症状:サーバーが建たずクラッシュ→リスタートを繰り返す

解決方法:ログイントークン発行ページトークンが有効かどうか確認しましょう.

 

・建っているっぽい(サーバーブラウザーには表示される)が接続がタイムアウトする(ワークショップシステムを使っている場合)

症状:SteamCMD上でworkshopが接続できないぞみたいな表示がある

解決方法:恐らく,ワークショップシステムを使っている人は起動設定に「host_workshop_collection」を入れていると思います.ここで読み込むコレクションそのものに何らかの問題が生じているため,マップが読み込めない状態になっています.一番手っ取り早いのは,新しくコレクションを作ることです.極端な話,新しいコレクションはスタートマップ一つを入れておくだけでも問題ありません.(コレクションに新たにマップを追加した場合に手動でコマンドを入れる必要がありますが)

 

それでも動かない場合

・バニラ鯖を建てて動作を確認する

新しいディレクトリを作って新しくサーバーをインストールします.server.cfgなどの起動ファイルだけ作って,動作を確認します.この段階で動かない場合根本的な問題が考えられます.

・バニラ鯖にSourcemodとMetamodだけ入れてみる

余計なプラグインはひとまず外します(デフォルトのやつはそのままでいいです).サーバーに入れたらコンソールに「sm」「meta」と入力し,それぞれが動作しているかを確認します.

・使いたいプラグインを入れてみる

使いたいプラグインが動作しているかは,使い慣れてれば直感で分かりますし,コンソールに「sm plugins 11」と入力することで今認識されているプラグインを確認できます.(プラグインが多ページに亘る場合はsm plugins 22,33という順です)

プラグインによってはmapcycle.txtが存在しない場合認識されないという現象も確認しました.